潜在看護師を確保するなら保険システム変えて

前回の記事にも書いた通り、数社の派遣会社に登録し、フリーランスで働いていました。

単発派遣の仕事はハードルが低く、潜在看護師の方も復職しやすいものだと思っています。

単発で派遣看護師として働くには、いくつか条件があり、それをクリアーしていないと働くことができません。主に気になるところは

  • 生業収入が500万円以上
  • 世帯収入が500万円以上であり、主たる生計者ではない
なーにゃ

なーにゃ

500万円以上って…。
条件クリアーできません。
登録すらさせてもらいないかもーーーーーーーーー!

と焦りましたが、派遣会社に登録する際に「誓約書」というものにサインをし、無事に登録ができました。限りなくグレーなのかなと思います。とはいえ、労働者を守るための条件です。

この記事でのフリーランス看護師=単発派遣であり、日雇い派遣ではありません。派遣先自体は単発案件ですが、派遣会社と雇用契約を31日以上結ぶ、というシステムです。

※2021年4月に派遣法が改正され社会福祉施設等への日雇い派遣も解禁されました。

詳しくは派遣会社に問い合わせると親切に教えてくれます。条件があるとは言え、グレーゾーンもあるのでとりあえず派遣会社に登録してみるのが良いと思います。

なーにゃ

なーにゃ

時々、紹介キャンペーンをやっていることがあるので、周りに派遣会社に登録している知り合いがいれば、その方に声をかけてみて下さい。ギフトカードやキャッシュバックがあったりしますよ。

知り合いがいなければお問い合わせから、私に声をかけてくれたら、キャンペーン期間中であれば、ご紹介できます。

目次

看護師にも国民健康組合があったらいいのに

ここで言う組合は看護協会のことではありません。

特定の職場で働いて社会保険に加入し、保険証を受け取れるなら問題ないでしょう。また、家族の扶養に入っていれば問題ありません。でも私のように、独身の一人暮らしだったら?このシステムは私たち労働者を守るものでもあるけど、苦しめているものでもある。健康上の理由で正社員で働くことはできないけど、生活のためには働かなきゃいけない看護師の方にも会いました。

社保に加入するには条件が様々あって、フリーランスで働く場合は、数社の派遣会社から依頼を受けた様々な派遣先で勤務をすることになります。

社保の加入条件である

  • 週の労働時間(所定)が20時間以上
  • 月額賃金(所定)が8.8蔓延以上
  • 1年以上の継続勤務が見込まれる

派遣労働者の場合

  • 1週間の所定労働時間が、正社員の4分の3以上(一般的に30時間以上)
  • 契約期間が2ヶ月以上であること

等々条件があり、数社の派遣会社から仕事を引き受け、週20時間以上働いてたとしても、派遣会社1社のみの労働時間数ではないため、フリーランスでは条件をクリアーすることが難しい。そのため、社保に加入することはできません。フリーランスで働く場合は、国民健康保険です(高い!)。

単発派遣の条件が年収500万以上なので、他で社保に加入しているでしょう、という前提でこれも労働者を守るシステムの一部なのだろうけど、看護師不足が叫ばれている中、潜在看護師が復帰しやすくするためにはシステム改善が必要だと思っています。

例えば、潜在看護師ママも、子育てしながら働くことを考えた場合。

夫の扶養内で働く→もう少し稼ぎたい→できれば社会保険に加入したい

でも、「社会保険に加入するほどの時間数は働けないし、子どもの急な発熱や、長期休暇は休みたい」というママは多くいると思います。そんな時に単発派遣を活用できたら、派遣先も労働者もwin-winな関係だと思うのに。大学病院時代に一緒に働いていて、仕事はバリバリできるし、今も働く意欲はあるのに、扶養から外れて国保になったら高いし、だからといって社保に入れるほど働けないという声を聞きます。

社保よりは高いけど、国保に入るよりは安い、そんな看護師の国民健康保険組合があったらいいのに。

どこにこの意見をぶつけたらいいのかわからず、看護看護協会にメールでこの内容を訴えたことがありますが、返信もなくスルーされました^^

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その他に、ナースリーやアンファミエで購入しています。

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この記事を書いた人

ブログのタイトル通り、食べること、旅すること、波乗りが好きな、なーにゃ(30代・独身)です。看護師(週休3日制)、趣味を充実させる生き方模索中。詳しくは【自己紹介】記事に書いています。

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