
2019年1月~2月(当時31歳)にインド・ブータン・ネパールを一人旅した時の日記です。宿はその都度移動しながらBooking.comでとりました。
※ レートは当時のものです。




標高1400mのアスタムへ
再び宿のオーナーKさんのガイドでトレッキングへ。
ASTAMという村へ行く。
1泊2日 食事、タクシー、ガイド込みで8500ルピー (8500円)
他のツアー会社との価格の比較はしていない。
事前知識ゼロで来ているのでどの位の近さの、どこの村かは確認していない。
昨日までの時点では良きガイドだったので、トレッキングに関してはKさんを信用している。
朝11:30出発(遅めじゃないか?近いの?)、タクシーで30分走る。
これが普通のネパールの道。ガッタガタ。




この先は四駆しか通れないような道。
そこから私たちは歩く、トレッキングの開始。
このアスファルトの舗装は一瞬でなくなった。
全然きつくない緩やかな道。
絶景を眺めたり、ローカルの人々に挨拶したり、遠くの段々畑や緑がある段々畑の横をのんびりと。








村の中はこんな感じ。のどか。


Kさんについて
このトレッキングが開始されたころから、自分の今後の夢を語りだした。
インドでもあるあるだったんだけど、その夢に私も登場する。
ここで一緒にビジネスをして暮らそう!というもの。
仕事があるからお金にも困らないし、生活していけるでしょ?って。
いつ私がネパールでの生活を望んだ?
少しずつKさんに対して、警戒と嫌悪感を抱き始める。
ここから宿探し!?
ガイドしてくれるって、宿も予約しておいてくれるわけじゃないんだね。
全然混んでないけどさっ。
一件目の宿はもぬけの殻だった。
ねぇ日が暮れ始めているよ・・・。
(写真は翌日撮ったものたち)
人がいる宿を発見した。


ここで美味しいハーブティーを頂いて、とーっても気に入ったけど
高いから、ここには泊まれないと言われる。
他を当たりに行こうとしたら、何がどうなったか知らないけど、ここに泊まれることになった。
たぶん、安い部屋。
(と思ったけど、後から調べてみたら至ってふつうの部屋)




お部屋からの眺めは最高。
お湯は出なかった。お湯の蛇口を捻っても、何も出ない。
キンキンの水ではまた風邪引くので顔だけ洗って寝る。
寝る時は快適に長袖インナーだけで寝たかったけど、暖房器具がなく寒すぎて、そのままトレッキングしてきた格好で寝た。ウルトラライトダウン着用。
Kさん対策は万全に
部屋はもちろん1人部屋。
Kさんも近くの部屋にいると自己申告された。
やや警戒し始めていたので、寝る時には戸締り確認、万が一突入されてもいいように入り口に荷物を置き、スマホのGoogleマップには場所のピンを刺し、朝になるまでは誰がノックしてきても無視するぞ!と決意。
何もなかった。よかった。
インドみたいに22時頃ノックされて「マッサージ?」「星がキレイだから見に行かない?」なんて言われたらどうしようかと思った。無視するけど。
平和な朝を迎える
昨日の夕方にお茶しをたところからの風景、夕焼け そして、翌朝ドアをドンドンされ起こされて見た朝日に照らされたアンナプルナ連邦。






何にもなくて、何もすることがなくてただ綺麗な景色だけがある贅沢な時間。
朝食をとり、9時には下山開始する。
2時間かからないぐらい。
帰りは大通りまで歩いて、そこからタクシー探し。
帰りのタクシーを手配しておいてくれるわけではないんですね。
これがネパール方式??!!
しっかり働いてくれたブータン人とどうしても比べちゃうけど、これが普通かなのか?
ブータンで支払った金額とは全然違うから同じ土俵にあげてはいけないけど。
正直、往復のこの運動量では物足りない。
サンセットとサンライズをここから見て素晴らしい体験ができたことに間違いないけども、全然日帰りレベル。
トレッキングしてる人に会ったのは1組だけ。
アンナプルナ保護区に入るには入山許可書みたいなのが必要でそれを取るには諸々の手続き、お金がかかる。
保険に入るか、すでに加入している保険の番号も必要(私クレジットカードの保険のみだし)。
風邪引いてたしってことで、許可も必要ないお手軽な1泊2日にしたけどもう少し、「山」ってところに行きたかったのが正直な気持ち。Kさんも私がどれくらいのトレッキングに耐えられるか知らないから仕方ないか。
3~4泊のコースにしとけばよかったな、それかツアー会社にお願いすればよかった。