2018年11月に10日間でスペイン・モロッコに行った時の旅行日記です。
この旅はメキシコ・キューバに一緒に行ったお友だちと行きました。
いつも通りチケットは自分で、宿はだいたいBooking.comです。
※ 価格・レートは当時のもので、ホテルは2人で割った1人の値段。
フェズからシャウエンへ
モロッコの目的地であったシャウエンへ向かう。
フェズからシャウエンへ向かう途中の景色。
ずーーーーーっと同じ景色。
一瞬の風景も見逃したくない!と、眠気に堪えて見てたけど、景色は変わらなかった。
途中、人工のダムに寄ってくれた。(発音が難しくて、地名は覚えてない)
これが人工?!自然のものに見える。
山の色がピンクでかわいい。
シャウエンの街が近づいてきた。遠くに見える青い街。
リアルなシャウエン
ブルーシティの入り口、短時間で感じたリアルなブルーシティを。
ブルーシティだけを切り取ると、フォトジェニックで美しくてきれいな場所。
「治安が悪い」と事前に言われていたせいもあるけど、それを感じる空気が流れている。
タクシーを降りてすぐ、歯の抜けたおじさんがわけのわからない言葉で、唾を飛ばしながら弾丸トークかましてくる。
ぼろぼろの服のおじいさんもなにか言いながら、私たちのあとをついてくる。
お友だちは手握られて、手にキスをされた。
「写真スポットこっち!」って何人かに誘われる。
葉っぱの街、見るからにちょっと…近づきたくはない、という人もいる。
バリみたいにあからさまに「葉っぱあるよ」って声をかけらるわけではない。
オーストラリアのバイロンベイのような「わたしハッピー♪♪♪♪あなたもハッピーー?♪♪♪」
と陽気に絡んでくるわけではない。
なんとなく「陰」な空気を感じる。動物の便臭漂う、そんな場所。
さぁ、警戒心を持って青い街を歩こう!
美しいブルーシティ
ブルーが眩しい写真スポットへ。
時季によってはもっとたーくさんのお花が飾られて、さらにかわいい場所になるみたい。
ここでは一時間半と時間を決めて。
カメラ女子のお友だちが一眼で撮影をしてる間、市場で雑貨を見ていようかと思っていたけど、ここも迷路のような街。1泊だから私はモロッコでSIMカードを購入していないし、お友達のWi-Fiもモロッコは非対応なので、通信手段なし。
海外経験が少ないお友達を一人にはできないし、はぐれて迷子になったら困るので一緒に行動することにした。何をどう撮ったらいいかわからないけど私もデジカメでブルーシティの撮影を楽しむ。
お友だちの一眼で撮った写真が本当に素敵。私もいい写真を撮ってもらう。
警戒と信頼どっちをとる?
シャウエンにいる間、ずっーーーと少年にあとをつけられていて、少年のスマホ画面をちらちら見せられ、「いいスポットあるよ」的な雰囲気を出されていた。
あーきたきた、頼んでないのにガイドしてくれて、あとからお金を請求するパターンでしょ。
シャウエンは治安が良くないって言われてるから、私は警戒してガン無視していたんだけど…
お友だちが撮影したかった場所が見つけられず、少年にきいてみる。
少年も知らないようで地元の人にきいてくれ、探してくれ、いつのまにか、一緒に行動していた。
行動してる間にも何度も「親切にしてくれても私たちディルハム持ってないから!お金はあげれないよ!」と、言う私。
結局、お友達が行きたかった撮影スポットが見つかったのか、見つからなかったのか、私にはわからないままだけど、人のいない美しい場所に案内してくれた。
人のいないところに向かう途中、別の大人に話しかけられ、「ホテルを探してるのならこっち!」と言われ、あー、これはグルか。ここで囲まれたらおわりだー、やられたーーーー。と思いながら「違う!」と言ったらあっさり去っていった。
写真撮影に夢中になって、気付いたらタクシーとの約束の集合時間が迫っている!(ここでも時間管理の甘さ露呈)帰りはどっちだ?!?!
タクシーを出るときに、アプリのMaps.meでピンをして戻って来れるようにしておいたのに。
ここは迷路ーーーー!
少年が指す方と私のMaps.meが別の方向を案内していて、イマイチ少年を信用していない私はついていきたくない。
こっちが近道と言われても…さらに不安になる。
お友だちはわりと楽天家なので、少年についていちゃう。
はぐれても困るので結局、私も少年についていくことに。
そしたら、かなりのショートカットが出来た。
金銭は要求されず、外国人と交流をしたいだけのただただ親切な少年だった。
何度も「金は渡さんよ!!!」って言ってごめん。
少年には後日お礼として、思い出に一緒に撮った写真をSNSで送らせてもらいました。
警戒と信頼は旅行中、いつも悩むところ。
本当にただただ親切なだけだったんだとわかったとき、自分の対応に心が痛みます。
その後のインドでも何度も同様の経験しているけど、見極めが難しい。