
2019年1月~2月(当時31歳)にインド・ブータン・ネパールを一人旅した時の日記です。インド・ネパールビザは自分で手配、ブータンは旅行会社を通してしか行けないので、旅行会社にお願いしました。
インドの宿はその都度移動しながらBooking.comでとりました。
※ レートは当時のものです。
2017年インドは♯1~7、今回はインド♯8からがスタートです。




AC付一択
KovalamからTrivandrum空港まではチベット人女性(彼女は博物館へ)とシェア。
エアコン付きタクシー:800ルピー 400ルピー/人
Uberでは空港までなら300ルピーちょっとだったけど、エアコンがついているかは不明。
交渉次第でもっと安くなる。ただ私たちは交渉に疲れたから、エアコン付きのタクシードライバーを見つけて、そのまま乗った。
チベット人女性とはカニャクマリの夕日を見た後、一緒に夕食を食べて、その後各々宿に戻り、翌朝一緒に朝日を見に行って、ボートに乗って観光し、タクシーでカニャクマリからコバラムに来て、そこから同じ宿で数日を過ごした。
宿やタクシーを見つける時の私たちの第一条件は「AC付き」そこだけは譲れず、とっても気が合った。短い時間だったけど凝縮された濃い時間ですごく楽しかった。
いつでも、誰にでもフレンドリーで親切な彼女は本当に尊敬する。
美しいサウスエリア
都会嫌いなんです…人が多くて歩きにくくて汚くて。それはインドに限らず、どこでも。
コルカタはブータンへ行くためだけでトランジットに寄って、空港から出ない予定だった。
しかし、ジョードプルで出会ったロシア人夫妻が「シェアハウスの一室が空いているから数日なら来ていいよ!」と言ってくれていて、妻のアヨナとはブージで再会した時もチャイを飲みながら「コルカタはいいところだよ~」と話してくれた。彼女の素晴らしい感覚を信じてみようと思いコルカタに2泊することにした。
TrivandrumからKolkataへは夜中に着いて、3日目の朝にはブータンへ行くので、実質自由に過ごせるのは1日のみ。私には都会はこれが限界。
コルカタに着いた翌日、アヨナが住んでいるオススメのサウスコルカタを案内してもらった。
アヨナは先に出かけていたので、アヨナの夫がUberを呼んでくれ、行き先を告げてくれた。
私はたた乗ってアヨナと合流するのみ。あぁ!なんて親切な夫婦なの。
緑がいっぱいで、インドにしては閑静で、クリーンな街並みに早くも感激する。


想像と現実は違うよね、自分で見て、触れて、感じて確かめることは大切だ。
緑や青の窓枠は古い建築物だとアヨナから教わった。


古い建物と人力車、絵になるー。
少しお散歩したあとはモダンなカフェでランチ。
カフェラテとサラミのサンドイッチを食べた。サラミの美味しさは日本でその辺で売られてるよりも美味しかった。
準備中の牛肉。手間暇かけた手作りだから美味しいんだね!


カフェのオーナーがシーク教徒(だったような気がする)だから牛肉が提供できるんだそう。
インドに来てから全然牛肉を食べていないから、ものすごくこの牛肉食べたい。
ガヤガヤなインドではサイレントカフェはとても貴重な場所なんだとか。


お値段はサンドイッチが360ルピー、ラテが200ルピーぐらいしたけどクオリティ高め。
久しぶりのちゃんとしたカフェラテにフワフワのパンにサラミ。まさに至福の時。
コルカタは“モダンなインドを感じる”が私のテーマなので、ハウラー橋やビクトリア記念堂には行かず。
サウスモールというショッピングモールに連れて行ってもらった。




広くて、日本よりも人が少なくて見やすい。一時間と時間を決めて見てみたけど、インドのかわいい服や小物がありすぎて時間が足りない。帰りの荷物のことを考えなければ間違いなく散財している。
ノースエリア、マザーハウスへ
バスに乗ってノースエリアに移動し、私が看護師になるきっかけとなったマザー・テレサが活動しマザーハウスへ。アヨナはこの雰囲気が苦手らしく、私が訪問している間、外で待っていてくれた。




お墓では何度も何度も丁寧にお祈りしている人が何人もいて、それだけでなぜか涙が出てきそうになった。
色んな考えがあるけど、それでも救われた人がたくさんいるんだろうな。


シスターが親切に声をかけてくれて、子どもたちがいる施設も案内してくれた。
なんて表現したらいいかわからない複雑な気持ちになった。日本に帰ってから、私がまた看護師をするかどうかはわからないけど、素晴らしい職業だったかもしれないなと、思った。
サウスパークストリート墓地にも行った。300年ぐらい前の古ーいお墓。当時の環境からしたら仕方ないのかもだけど、墓石を見ると亡くなる年齢が若いこと!
それよりもなによりも驚いたのはインド人のデートスポットになっていて、お墓で熱いキスをしていたり、イチャイチャしてたり…インドって人前でそんな行動はタブーだと思っていいたけど、都会はそーゆーのアリなのね…?!?!いや、人がいると思っていないのか。
なんだかデートを邪魔している気分になったので、気まずくてすぐにお墓を出た。
明らかに宗教が違うカップルもいて、それはそれで複雑な気分になる。
彼らの未来が明るいといいなぁ、と勝手に心配した。
メインバザールは通るだけ通って帰りはメトロで。
インドでメトロ初体験。切符はこの黄色いトークン。


アヨナがいてくれてよかった。疲れている中、1日中付き合ってくれて、素敵な感性を交えながら、説明もしてくれて、コルカタのサウスエリアを私はとっても好きになりました。都会でもまた来たいと思った場所。
マザーハウスにも次回はボランティアに参加してみたいな。
アヨナは1日私のお付き合いをしてくれたので、夕食は私がご馳走しようと思って、アヨナのお気に入りのレストランに行った。
彼女は夕食は摂らない主義だったのか?(多分違う)、節約したかったのか、私の英語がうまく伝わらなかったのかわからないけど、飲み物だけ頼んで、私が食べ終わるのを待っていた。今なら「お礼に私がおごるから、好きなもの食べて!」って言えるんだけどなぁ。
当時はなんでこんな状況になってしまったのかわからない。私も深読みしすぎて、ロシア人の文化ではご馳走されるのはイヤなのかも?と思ったりもして強く言えなかった。笑
アヨナ元気かなぁー、元気でいてくれるといなぁ!いつかちゃんとお礼がしたい。

