ブージチェックアウト、ゴアに向かう　インド♯18

2017年インドは♯1～7、今回はインド♯8からがスタートです。

分業の弊害

昨日（2019年1月28日）の朝6時にBhujのcity guest houseを出た。
前日に宿代を精算をしようと宿のマネージャーに声をかけると、「クレジットカーの機械が壊れてるから使えない。ATMに行って下ろしてこい。」と、言われる。

はぁ？とても大きくロビーにクレジットカード可の紙張ってあるんだよ。
「各種クレジットカードの対応してるし、現代的な支払い方法（今でいうバーコード決済みたいな）も可能ってなってるこの紙はなんだ？」と問い詰める。

「チェックイン時にカードが使えることをスタッフに確認した。私はATMには行きません。明日の朝までに機械をなおしてくださいね。そうでなければ、私は支払えません！」と言って、その場を去った。

そしたら30分後に「精算できるから」と声をかけられる。
いつものパソコン男(スタッフ)がカードの機械を操作して、いとも簡単に精算できた。
完全に分業のインドなので単にマネージャーが機械の操作を知らなかっただけだと思う。
全く壊れてなんかいない。それか、現金が欲しかっただけ。

こんなことインドでは日常茶飯事。
朝食料金もクレジットカードで支払えると他のスタッフに言われていたけど「これは現金じゃないとだめだ！」と言うのでここはおとなしく現金で払いました。

スタッフによって返答が違うことも日常茶飯事で、分業だから全体を把握してないことが多い。

インドでは常に何がどう転がってもいいように心の準備をしておくことが大事。
文句…というか、ちゃんと主張をしたらどうにかなることもたくさんある。
大半は、あちらの都合で嘘をつかれている。

犬に囲まれるわ、リキシャはいないわ

朝6時に宿を出たところに話は戻って、ブージの朝6時はまだ真っ暗でとても静か。
ここのインド人たちが動き始めるのは8時過ぎぐらい。
常に時計で動いてる日本人と、太陽の動きや気温が暖かくなってから動き出すというインドの時間の流れの差を感じる。

早朝はリキシャスタンドにリキシャがいないし、流しもおらず。
通るリキシャはお客さんを乗せていて断られるので、前日にリキシャに宿に迎えに来るよう頼んでほしいとマネージャーに伝えたところ「AinaMahalにいけばいるよ！」と言われ、呼んでくれず。

疑いながらもAinaMhalに行くと、リキシャは１台もいない。普段は呼び込みがうるさいほいるのに。
マネージャーはやっぱり信用ができない人だった、典型的な騙すインド人の類。ここではUberも使えない。

15キロのリュックと買いすぎて溢れた洋服を手提げに持って仕方なく大通りまで歩く。
ここの野良犬たち普段は穏やかだけど、早朝は吠えられ、囲まれ、追いかけられ、時々犬を回避しながら遠回りなんかして…噛まれなくてほんっとよかった。まだ真っ暗で誰もいないから、犬から守ってくれるインド人の助けもない。

なんとか大通りに辿り着き、通るリキシャには何度もスルーされ、ようやく停まってくれたリキシャに相乗りさせてもらい空港に着く。

ブージ→ムンバイ　ムンバイ→ゴア　Jet airways 18800円（1/22に1/28分を購入）

高い！！！それより前の日は倍近くの値段で、安い中での直近を選んでこの日。
風邪も引いていたし、ブージでのんびりできたからよかったかな。
電車とバスという選択肢もあったんだけど、宿のパソコン男が色々調べてくれたけど、どう考えてもアクセスが悪く…高いけど、飛行機を選んだ。

このパソコン男、全然頼りにならなかった。
どの区間を調べても、バスも電車もエラー表示。「そこへ行くなら一旦ここで乗り換えたらどう？」とかいう提案はなし。
よっぽど旅行者の方がインドの交通事情把握してる！国内旅行をしないインド人ならそんなもんなのかも。
お下がりをもらった〝地球の歩き方〟の方がよっぽど頼りになっている。

宿代　12日分　3600ルピー、朝食　835ルピー　　
当時のレートわからず、もっと安いはず。2024年3月時点　宿6500円、朝食1500円。　

朝食を食べる日はチャイとスクランブルエッグとバタートースト。
後半は作る人が変わって美味しくなくなったので、自分で買ったバナナでした。

なんだかんだ役に立つ地球の歩き方

バックパックの防犯に