2重通貨　キューバ♯２

2022-11-102024-09-30

なーにゃ

2017年3月に当時の職場の同期と2人でメキシコとキューバに行った時の旅行日記です。当時28歳。
メキシコ・キューバは事前に宿、飛行機を個人で手配して行きました。

レートは当時のものです。
2021年から二重通貨をCUPへ一本化されました。二重通貨は廃止されています。

※　明らかに綺麗な写真は友達撮影です。

バラデロ…ではないけど美しいビーチへ

キューバに来たらバラデロに行ってみたかったんだけど使おうとしていたビアスールのバスに空きがなく断念。（ハバナから日帰りツアーがあったらしい。帰国してから知る。）

ハバナから15分ぐらいで行けるプラヤ・バクラナオ

日本人の男の子2人と4人でタクシーに乗って、3時間後にお迎えに来てもらう約束。
35CUC=4000円しないぐらい、リッチな年下男子2人がほぼ支払ってくれた。

ビーチに来た～～～～！

イスラムヘーレスとはまた違った青さ。綺麗な海はどこに行っても癒される。
ようやくここで日本から持参したマイシュノーケルマスクとフィンが登場。
重いのに使ったのはこの一度のみ。魚は見えなかった。

ビーチには人は少なけど、お酒を売りにきた。
ビーチで葉巻とアルコール。吸えない、飲めないのに。　キューバな雰囲気を満喫。

帰ってきてからは、また5人で旧市街をお散歩して2日目おしまい。

キューバ最終日もひたすら市街地を散策

3日目、ハバナ最後の日。
チョコレート博物館でチョコラテを飲む。

かわいらしいチョコレートがたくさん売られていた。
お土産に良さそうだけど溶けたら悲しので諦める。

最後の日もただただ市街地をお散歩。飽きない。

チュロスも食べてみた。日本のよりあぶらっぽくてあまーーーーい。

ココナッツに入った高いアイスも食べたなぁ。
高かったけどあまり美味しくなかったのに行列だった。

私がキューバでやりたかったこと、2重通貨を使ってみる

この日の最大のイベント。

『CUPをつかうこと！』
キューバは観光客が使う兌換ペソCUCと、国民が使ってる人民ペソCUPがあって2重通貨なんだそう。

これだけを事前に調べててCUPをつかうことが私のキューバでの目的でした。
CUPで支払うお店で住民の生活を垣間見たかったのです！

チャリタクシーのお兄さんに紹介してもらって来たお店。
もちろん英語通じない。チャリタクシーのお兄さんも英語通じなかった。

もうひとつ大きな豆のスープがついて125CUP=600円しないくらい。
これを2人で食べた。

本当はワンプレートで色々なおかずがのっているのを食べたかったんだけど、注文ミス。
ワンプレートは75CUP=350円しないぐらい。
でも右下の魚をトマトソースで和えたのが美味しかった。

ワンプレートをCUCで支払う観光客向けのお店で食べようとしたら1000円以上すると思う。
キューバはすごく物価が高い。

１CUC=112円ぐらいで、普通に夜ごはんを食べたら1人1500円ぐらいする。
クオリティーも違うんだけどさ。

ヘミングウェイが通った、観光客向けレストトラン↓

私たちが食べた125CUP=５CUCではパンに質素な具を挟んだ軽食を1つしか買えない。

宿代はカンクンのオールインクルーシブのまさかのお値段と、部屋にダブルベッドのみ、トイレ・バス共同、お湯時々出ない、水圧かなり弱め、もちろん朝食なし管理人はチェックインの時しか会ったことないCASAとほぼ同じお値段です。

国民は守られている！！！！CUPを使えばかなり安上がりにキューバの旅はできるけど、キューバを守るための2重通貨ってことを忘れちゃいけない！

私たちは国民ではなく観光客。

ちょっと生活を見せてもらえた気がしました（*^_^*）

　以前は兌換ペソ（CUC）とキューバ・ペソ（CUP）の2種類の通貨が流通していましたが、2021年1月1日に通貨関連改革が実施され、兌換ペソは廃止されています。
外務省

カンクンで見た海も、キューバで見た海もどちらも日本では見ることのない色です！
透明度でいったら日本の沖縄のほうが高いですが、どちらも違った良さがあります。

2重通貨が廃止される前に、キューバに訪れることができて良かったです。
観光客向けのお店では不便は感じないけれど、キューバ国民が利用するお店はモノが少ない、という印象でした。貧しい…という表現とはまた少し違う気もする。ハバナしか見ていないので、わかりませんが、もっとローカルな暮らしを覗いてみたら別の感想だったと思う。
キューバでは日本人と過ごし、現地の人と関わることがなかったのが残念です。
スペイン語だけでは意見交換ができるほどの能力は持ち合わせていませんでしたけどね。