古都プナカのお祭りへ ブータン♯3

なーにゃ

2019年1月~2月(当時31歳)にインド・ブータン・ネパールを一人旅した時の日記です。インド・ネパールビザは自分で手配、ブータンは旅行会社を通してしか行けないので、旅行会社にお願いしました。

2019年2月12日インド発~2月16日ブータン着
ブータン内滞在4泊5日 208,000円

旅行会社は3社くらいに問い合わせ、インドから入りネパールに出たいことなど要望を伝え、一番対応がスムーズでこちらの事情を汲んでくれたGNHトラベルさんにお願いしました。
旅行もとても快適だったので、またブータンに行くことがあればお願いしたい。

2017年インドは♯1~7、今回はインド♯8からがスタートです。

目次

ブータン3日目、キラを着る

今日はTashichho dzongで開かれているお祭りに行く。
旅行会社の方が準備してくれた民族衣装のキラを着る。事前に私が民族衣装に興味があることを伝えたからかなのか、もともとそういうプランだったのかはわからないけど、見るだけじゃなく、実際に美しい民族衣装を着れることがとても嬉しくて、この日を楽しみにしていた。

キラはホテルの若い女性スタッフがとてもスムーズに着せてくれた。上下別れていて、簡単に着れるものだと思っていたら、長い厚手の一枚の布で日本の着物にも似ている。
胸の下で帯で締められて、着るととっても苦しい。インドのサリーほど着用率は高くなさそうだけど、これを日常的に着ているブータンの人すごい。中学生ぐらいになればみんな自分だけで着ることができるんだって。日本人の私は着物も浴衣も自分ひとりでは着られない。

Tashichho dzong、ここへ来るのは2回目。
広場でラヤ民族のおばさまに出会い、写真を撮らせてもらう。
普段はガサの山で生活していて冬の間は山は寒すぎるので、街へおりてくるらしい。

手に持っているのは帽子で頭にチョコンとのせた姿がとってもかわいかった。民族衣装の黒×赤の色合いと、そこに混ざるアクセサリーの青も絶妙でとてもかっこいい。

民族衣装ってなんでこんなにどれもこれも個性的で魅力的なんだろう。

ゾンの中へ入るとダンスをしていた。

伝統的なダンスなのだろうけど、これがまた長ーーーーーい。動きが小さな、眠くなるような歌とともに3時間近く。私は飽きてしまったけど、ここを出ても他にすることはない。座ってぼーっと、人間観察をする。

民族衣装のゴとキラ

男性の民族衣装ゴ。肩に掛けてる白い布をつけて正装となりゾンの中に入ることがでる。
男性の民族衣装ゴは女性のキラほど豪華で煌びやかではないけど、素朴で厳かな雰囲気が男さらしさを引き立てていてかっこいい。

女性はこっち、キラ。女性も布を肩にかけて、正装となる。
写真右手前の女性のキラがとても素敵だった。カラフルな色も鮮やかで素敵だけど、ゴールドに繊細な柄ですごくゴージャス。普段、自分が着るとなると、柄に柄を合わせるって、なんだかレベルが高くてなかなか出来ないけど、このキラの柄と柄すごくいい!
ブータンの女性のアジアンビューティーな感じ、すごく好き。
私もこのアジアンビューティーな雰囲気を手に入いれたい!

子ども、お坊さん、賭博

ゾンを出たら、すごい人。

この日のメインは旗の下に隠されている宝物を川へ流す、という儀式。
どうやらこの旗や、それを持っているお坊さんたちに触れることでご利益があるようで、人々はここへ群がっていた。

お宝を流す川へも人だらけ。

お祭りと言えば屋台。そんなものがありそうなので、出店にも行ってみる。

が、ほとんどが賭博。日本であるような軽食やスイーツなんてものはない。
そして、子どもやお坊さんが賭け事をしていることに驚く。

ブータン的遊園地。ミッキーマウス風のものが活躍しているのは中国だけではないみたい。
なるほど、メリーゴーランドは車の乗り物を並べたら完成するのね、と新しい発見。

お祭りの最中のひとやすみ。ローカルカフェと、その外。

カフェと言っても、コーヒーはない。寒かったので暖かいお茶を頂いた。
のほほんとしてるよねー、平和だ。

キラを着ていたこの日、何人かのブータン人にはガイドさんの妻だと思われていた。
ブータンの人たちの顔は日本人とよく似ているし、キラを着ていたら観光客と見分けがつかないのも納得できるけど、自分がアジアンビューティーになれた様で1日中嬉しかった。

トイレを借りたくて、カフェに行ったけど日本の常識とは違う、貸してくれない。でもブータンの人は親切なので、近隣の民家(カフェの関係者のお宅か?)でお借りしました。ブータンの前に滞在していたインドで慣れて、どんなトイレも大丈夫なんでも来い、と思っていた私ですが、それでも多少の衝撃を受けたことには間違いない。
トイレは離れの様なところにある、ぼっとん便所のようなもの。どこに足をセッティングしたらいいのか迷った。覗かれたら外から丸見えだろうという半個室。もちろんペーパーはない、持参してきた。ブータンの人はインド式で手で拭いているのかな?甕に何用かわからない水が溜まっていた。手を洗うにはちょっと汚い、これで大事なところを流すにも抵抗がある水だった。
あぁ、ブータンのトイレ事情を調査するの忘れたな。ブータンでは寒さとwi-fi以外は不自由のないキレイなホテルに滞在していたけど、実際の地元の人の暮らしぶりとはかなりの差があると思った。

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この記事を書いた人

ブログのタイトル通り、食べること、旅すること、波乗りが好きな、なーにゃ(30代・独身)です。看護師(週休3日制)、趣味を充実させる生き方模索中。詳しくは【自己紹介】記事に書いています。

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