少しずつ暖かくなり、海の中では初心者サーファーが増えてきました。
「サーフィンやボディボード、SUPなにかマリンスポーツを始めてみたいとは思うけど、どうしたらいいのかわからない」と思っているアナタ、今年こそはじめてみましょう!
サーフィンて体力がないとできない?そんなことありません。
年齢関係なく、いつからでも始めることができるスポーツです。
ガールズサーファーもどんどん増えています。
サーフィン歴15年以上、ただし趣味の範疇を超えない。の私が、自身の経験を交えながら記事にしました。
主にサーフィンについて書いていますが、ボディボードや他のマリンスポーツも似た流れを辿ると思います。
まずは、体験スクールに申し込もう
これからの時期は軽装でサーフィンができるので、手軽に始められる季節です。
サーフィンを始めたいのならサーフショップに行くことをオススメします!
初心者向けのサーフスクールはおよそ2時間、約6000円
ウエットスーツやサーフボードなどの一式はお店でレンタルできる。
海のルールを1から教えてもらえる
まずは基本的なこと、海のルールを教えてもらうことができます。
海は誰のモノでもないでしょう?自由じゃん!
と思いますが、
サーフィンを楽しむためにも、自分の安全を確保するためにも大切なことなのです。
ルールについては手軽にネットで入手できる情報ではあるけれど、実際に海に入って教えてもらえるのとでは全然違います。
ひとつの波に対して、だれが優先なのかをしっかり理解しないと、事故やケガに繋がります。
また、その土地なりのローカルルールがあったりするので生の情報を手に入れることもできます。
上達がはやくなる
初心者の自分が自由に選んだサーフボードよりも、自分の技量に合ったサーフボードをお店で選んでもらい、教えてもらった方が絶対に上達します。
安く済ませて、自己流に練習すると変な癖がついたりします。
波はたくさんとれるし、アクションも出来るけど、スタイルがかっこいいとは言えないなぁ…って人はたくさんいます。
ただ楽しむだけなら問題ない。
でも、楽しくなってくると上手くなりたい欲が出てきます。
その時に、振出しに戻り、基本的なところから癖を直していくってすっごく難しい。
海の仲間が増える
仲間が増えると、自分の知らなかったサーフポイントを教えてもらえたり、波情報を教えてもらえます。
サーフショップに行けば、海が大好きな人が集まっているので、同じ趣味同士すぐに仲良くなれます。
海に通っていると、ショップ関係なくどんどん知り合いが増えサーフィンの先輩たちにあらゆるアドバイスをもらえます。
ネットで安く道具は手に入るけど、この情報量、繋がりはお金では買えません。
お店選びについて
まずは自分がなにをしたいか。
ショートボード?ロングボード?ボディボード?それともSUP?
「ショートボードよりロングボードの方が簡単!」なんて言われることもありますが、それぞれの難しさがあるのです。
「自分にできるか自信はない。」と思わずに、興味の持ったものに挑戦してみましょう。
その種目に力を入れているお店
ショートボードなら、ショートボードを扱っているお店へ。
ボディボードならならボディボードを扱っているお店に行くのがオススメです。
ただモノを扱っているだけじゃなくてそのプロやライダーが所属しているお店です。
お店のホームページを見れば確認できると思います。
なければ直接気になるお店に聞いてもいいです。
例えば、ショートのお店でもボディボードが置いてあることもある。
最初の基本的なことは教えてもらえても、上達を目標とするのなら、いずれ別のボディボードに力を入れているお店を探すことになります。
それ専門のお店が近くになければ、プロが個人でレッスンを開催していたり、練習会があったりするので、そこに通ってスキルアップできるので必ずしも、その種目に力をいれているお店でなければいけない、ということではありません。
自分が通いやすいか
お店の雰囲気や距離も大事。
継続して波乗りをすることになれば、お店とのお付き合いも長くなるでしょう。
「板が壊れた!」「あれが必要になった!」という時に、
すぐに対応してくれるお店がいいです。
技術に関しても「こんな時どうしたらいい?」と
気軽に相談できる人がいることが大事です。
特定のブランドのものが欲しいのなら
お店によって取り扱っているメーカー、ブランドが違います。
サーフボードやウエットに欲しいメーカのものがあるなら、
それを扱っているお店に行きましょう。
ROXYのかわいいウエットが欲しいなら、ROXYを取り扱っているお店へ。
これもHPを見れは、取り扱いブランドがわかります。
憧れの人や知り合いに紹介してもらう
海でかっこいい、マネしたいサーファーがいたらその人が所属するお店に行くのも手です。
お店によってスタイルってあると思う。乗り方が似てくるのか…
「あのショップの人たちの乗り方、スタイリッシュだなぁ~」って思うお店、あります!
その人の板のメーカーとウエットのメーカーがわかればだいたいお店が特定できます。
車や板にお店のステッカーが貼ってありませんか?チェックしてみましょう。
NSAに登録しているお店
上達を目指してNSA(日本サーフィン連盟)公認の大会に出場したい場合は、NSAに登録しているショップやチームに所属している方が情報が早いです。
NSAの会員になれば「サーフィン検定」というのもが、5級免除で4級から受けることができ、
客観的に自分のサーフィンレベルがわかります。
入会すれば保険もついてきます。
毎年夏頃に開催される「全日本選手権大会」や、その予選である支部予選もNSAの会員でないと出場できません。
「全日本選手権大会=サーフィンの全国大会」アマチュアの年代別の頂点が決まります。
開催場所は毎年変わります。会場に見に行くでもいいし、ネットでライブ中継をしてるので見てみると面白いです。
私の経験談
父がロングボードをしていたので、私もずっとサーフィンがしたい!と思っていて、
高校卒業後に父が通っていたサーフショップでスクールをしてもらいました。
私はサーフィンと言っても、ショートボードに挑戦したかったのですが、いつまで経ってもショートができそうな気配がない…。そこはロングボードのショップでした。
そのまま通っていたらロングボードをするレールが敷かれていたと思います。
だって、そこがロングのお店だってことも、ショートの人がいないってことも初心者の私にはよくわかってなかったから。
今思えば、周りはみんなロングボーダーだったけど、なんの疑問も持たなかった。
しばらくして、ショップを変えて無事にショートボーダーになりました。