【サーフィンでのトラブル回避】めんどくさい、でも初心者には大事な心得

なーにゃ

サーフィン歴15年以上、ただし【趣味の範疇を超えない】の私が、自身の経験を交えながら記事にしました。

サーフィンを体験してみて、そろそろ自分専用の道具を揃えて本格的にはじめたいなぁ~と思う方に向けて記事を書きました。

自分で波に乗れるようになると、ちょっと勘違いしたり調子に乗ってしてしまい、トラブルを起こしやすい時期でもある。

今一度、サーフィンについて考えよう!

サーフィンの世界には暗黙のルールが存在しています。
ローカル色は薄まりつつあると言われているけど、まだ根深く残っているのは事実
でも、リスペクトの気持ちを忘れなければ怖がることはありません。

目次

ひとりで海に出かけるの、ちょっと待って

初心者の場合は、一人で海に入らない。

知識がないうちに一人でサーフィンに出かけるのは危険です。
私は今でも海に入る時は最初のひとり、最後のひとりにならないようにしています。
なにか事故が起きた時に、ひとりじゃどうにもできないから。

  • ビーチでも満潮で見えていないだけで岩が隠れているかも
    波は穏やかに見えるけど、テトラポットがあって変な流れ(カレント)が発生しているかも
  • ニュースで取り上げられるほど近づいてはいないけど、台風が発生していて海にはすでに影響が出ていることもある。気が付かないうちにどんどん波が上がってくるかもしれません。
  • 流されたり、ケガしたらどうする?サメに襲われたらどうする?
    サーフィンを始めやすい温かい時期=サメ出没の時期、とくに明け方や夕方に目撃されています。

まずは慣れた場所でサーフィンをしましょう。
前にも書いたようなサーフレッスンを受ければ、海のルールだけでなく、ポイント(地形など)の知識も養えます。波情報に載ってないようなマイナーなポイントに初めて入る時は、そこで入ったことのある人に連れて行ってもらいます。駐車場にも停め方に暗黙のルールがあったりする。(!?)

海での基本的なルールがわかってないとしても、まずは挨拶が大事。
元気に挨拶をしましょう

もし、無意識にルール違反をしてしまっても、きちんと挨拶をしていれば大目に見てもらえることもあるし、注意を受けてもそこからコミュニケーションが生まれることもあります。

その土地でローカルルールがある場合は把握できないので、とにかく元気に挨拶。

それが基本です。

波情報を鵜呑みにしない

どうしても波情報を頼りに出かけちゃうけど、波は刻々と変化しています
その時点の、そこからの目線はその点数かもしれないけど、少し横にずれたら全然違う質の波が割れていることがある。

情報を鵜呑みにして、せっかくの機会を逃さないように!
波は、見に行かないとわからない!!

小波でも割れ方がキレイで意外と乗れることもあって、入ってみなきゃわかりません。
同じポイントでサーフィンをするのに慣れたら、他のポイントに行くのも楽しいです。

他のポイントに行くと、波質が全然違うことに気が付くでしょう。
いつもは乗れるはずなのに全然乗れないってこともあるし、普段よりたくさん乗れてもしかして上達したのかも?なんて思うこともある。

場所によって風の受け方や、ウネリの向きが合う・合わないというのがあって、波情報の予報を見ると載ってます。私はBCMの有料会員となり情報を得ています。
他にも波伝説なみある?があり、無料期間を利用して使いやすいものをみつけましょう。

気象庁のサイトWindyも併用しています。
Windyは無料で、スマホアプリもあって便利です。

夏はビキニや海パンで入れるが、注意も必要

夏は他の季節に比べ軽装で、高いウエットを買わなくてもサーフィンできるので、経済的な面から言えば、サーフィンをはじめるのに最適な季節です。

パドリングするときに、肩に負担がかからないビキニで入りますが、波が巻いていたりして集中したいときは、Tシャツやタンクトップを上から着てます。脱げてしまわないか心配するのが嫌なので。

日差しが強すぎる時や、リーフでサーフィンをする時にも、水着だけでなく何か着用するようにしています。
日焼けで火傷したり、怪我をして海に入れなくなるのが一番困ります

初心者の方はルールや、波に乗ってきた人の避け方がわからずに、怪我をしてしまうリスクが高いと思うので、水着+何か着た方が安全だと思います◎(タッパー、ラッシュガードなど)

ウエットスーツについて

ウエットスーツは1度購入したら2シーズンほど着ることができます。

春、冬 → ジャーフル 4-6万円 セミドライ 7-10万円
夏、秋 → タッパー 2-3万万円 スプリング 2-3万円 シーガル 2-3万円

価格は生地、質によって変動します。
「吊るし」と言って既製品は安く購入できます。

私はいつもオーダーや、セミオーダーで作っています。

オーダー

オーダーは体の採寸をし、自分に合ったサイズのウエットを作ってもらいます。

サイズが合っているから、動きやすい!
冬のセミドライは水が入ってくると冷たすぎるので、自分のサイズぴったり合ったオーダーがおすすめ。

自分の好きなようにカラーをかえたりカッティングもしてもらえます。
女性はスプリングやロンスプでビキニカットやハイレグへ変更できたりします。

セミオーダー

セミオーダーは一部分だけ自分に合ったサイズで作ってもらいます。
個人的にはセミドライ以外はセミオーダーにしています。

ネットで買うか、お店で買うか

今はネットで何でも手に入る時代。
サーフボードだってウエットだって何だって自分で選んでネットで買えばショップで買うよりも安く手に入る

しかし、普段の自分のサーフィンを見てくれている方(主にはショップの人)にアドバイスをもらいながらサーフボードを購入する方がベターです。

お店に陳列されているストックボードがいいのか、自分に合った板をオーダーした方がいいいのか、オーダーする場合はどんなサイズにしたらいいのか、細かく相談に乗ってくれます。

ショップに所属する、とは
お店で板やウエットを買って一式揃えたら、
「ショップに所属している」「チーム員」だとみなされます。明確な定義はない

「サーフボードはここのお店で買って、ウエットはネットで買う」あるいは別のお店で買う、という行動はお店からあまり良く思われません。それ、海で使うんだからすぐにバレます

直接的に嫌味を言われるってことはないと思うし、学生であれば経済状況を察し、理解を示してくれると思いますが、お店で一式揃えているお客さんと自分が同等に接してもらえるとは思ってはいけません

そりゃ、お店からしたら全部揃えてくれるお客さんを大事にするよね。
逆の立場になればわかります。

量販店で買う方が、ワックスすらも安かったりする。私もたまに買う。
でも、こんな小さな買い物でも、こまめにお店に顔を出す方がお店に喜ばれます。

海の繋がりはとても大事。
その繋がりで、サーフトリップで出掛けた先で良くしてもらった経験が沢山あります。

海の繋がりについて

今までは完全なるアウェーだったのに、ショップ繋がりのおかげでホームの仲間に入れてもらったことが何度もあります。トリップ先で、ピークからいい波に乗せてもらえるって、最高です。

ローカル色が強い場所ならなおさら海の繋がりが大切です。
ビジターがピークに行くどころか、そのポイントに入ることさえ許されないこともある
まだ、本当にそんな時代なのです。
ガールズサーファーは優しくしてもらえることが多いけど、調子に乗ってはイケナイ。

充実したサーフィンライフを送るのは、ショップやその繋がりがあってこそだと私は思います。

  • 海の環境を守るために定期的にビーチクリーンを開催しているのは誰ですか?
  • 地震が起きた時のための避難経路を整備してくれているのは誰ですか?
  • ビーチの砂がなくならないように寒い冬、堆砂垣を作ってくれるのは誰ですか?

    主にはサーフショップがいくつか集まって、呼びかけてくれて、チーム員が来てくれて、それぞれの休日に活動してくれています。

サーフショップ以外の団体も集まって、みんなで協力して海の環境を守っています。
個人で海に入ったときにごみを拾うことも大切だけど、個人レベルではできないことを色々としてくれています。

近隣から苦情が来ても、マナーを呼び掛けてサーファーが駐車場を利用できるように動いてくれています。
私たちの知らないところで話し合って、動いてくれてるのです

レベルアップしたらフリーサーファーもあり!

「ショップに所属しないでフリーにサーフィンする方が気楽なんじゃない?」と思うことがたくさん出てくると思いますが、サーフィンライフを楽しく過ごすためには、初心者のうちはショップに所属することをオススメします。

耳の痛いアドバイスや、自分に合う板を教えてくれたり、大会に出る背中を押してくれたり、とサーフィン上達への近道はショップにいることで受けられる恩恵があるからです。

自分にはどんなサイズの板が合うのかがわかるレベルになったらネットで買えばいいと思う。

ショップに所属せずとも、コーチングしてくれるところがあるので、レッスンを受けて上達を目指すことも出来ます。

大会には出ず、気楽に楽しくサーフィンするっていうのもいいと思う。
けど、大会に出て悔しい思いしたり、目標を決めて練習する方が上達はする

楽しみ方は自由だから。

ただ、ルールは守って誰もが安全に海で楽しく過ごせるといいですね。
口うるさいと感じるローカールサーファーーも、そこの海を守ってきた人たちなので、多少理不尽だと感じることがあってもリスペクトの気持ちを忘れてはいけません

海の中のルールはあるけれども、危険は互いに回避!です。

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この記事を書いた人

ブログのタイトル通り、食べること、旅すること、波乗りが好きな、なーにゃ(30代・独身)です。看護師(週休3日制)、趣味を充実させる生き方模索中。詳しくは【自己紹介】記事に書いています。

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