幸い、私は国内線・国際線どちらも板を預けて
破損したことはありません。
今回は私なりのサーフボードの梱包について書きます。
国内線を基準に書いていますが、
国際線も利用する航空会社の規定、荷物の重量や個数さえ気を付ければ同じです。
必要なモノと梱包方法
きちんと梱包しても、クラッシュどころか、粉々になってしまう人もいます。
もともとの板の状態にもよりますが、とくに国際線はそれなりの覚悟をして、大事なボードを預けましょう。長い間、日に当たった黄ばんだ板は危ないかも。
私はショートボードなのでショートボードについて書いていますが、ロングボードにも応用できます。
買い物する前に自分の板のサイズを把握しておきましょう。
サーフボードのサイズはだいたいは板の裏側にインチ表示で書いてあります。
STEP 1
ハードケースを手に入れる!
各メーカーから様々な値段で出ていて、値段が高いのは機能性とクッション性が良いです。
私自身もこの価格帯のものを使っています。
1枚用ですが、一般的なショートボードなら2本入ります。
板と板の間にある中敷きのようなパッドはありません。
1本は一般的なショート、もう1枚は少し厚みのあるシングルフィンボードでも入りました◎
厚みのあるちょっと太った形の板、ミッドレングスのようなのを2本は難しいかも。
その場合は2本収納できるケースを購入しましょう。
普段使っているケースとの違いは?
普段使いしている布製のボードケースは主にニットケースと呼ばれるもの。
現地で移動する際には使用できますが、飛行機ではこれだけでは心細すぎます。
STEP 2
ハードケースに入れる前に、フィンを外して、梱包する。
フィン折れたらこまる。
フィンボックス壊れてもこまる。
ニットケースを持っているのなら、ニットケースに入れて上から梱包。
なければ、そのまま梱包します。
サーフボードをプチプチや
薄い発砲スチロールのシートなどの梱包材で巻きます。
梱包したらハードケースに入れるのですが、板だけ入れるのではありません。
飛行機でかなり乱暴に扱われても、壊れないようにしなくてはいけません。
国際線や日本の航空会社でない場合はとくに!!!!
板を守るようにして四方八方に詰める。
服やタオル、水着、ウエットまでぜーんぶ入れます。
デッキもボトムもレールも!ありとあらゆる面を保護。私はビーサンもテールに入れる。
ノーズは特に厳重に!!!
服やウエットについているチャックなどの硬い部分が板に直接当たらない様にしましょう。
オンフィン(フィンが外れないタイプ)の場合は、フィン自体を守るように保護します。
STEP 4
詰めすぎ注意で、航空会社の荷物の重量を確認しましょう!
各航空会社や路線、購入したチケット等によって持ち込める荷物の個数や重量が異なります。
私が普段利用しているANA、スカイマークはサーフボードも通常の荷物としてカウントされます。
一般的な航空会社は20キロまでなので、それを例として。
このパンパンになったボードケースの中身を20キロ以内におさめなくてはいけません。
ANA 国内線荷物
JAL 国内線荷物
SKYMARK国内線荷物
ソラシドエア
※ ピーチやジェットスターなどのLCCは追加料金が必要。
※ 国際線の場合はサーフボードチャージが必要な場合があるため、航空会社のサイトを参考にしてください。例:JAL(チャージあり) ANA(規定内なら無料)
荷物の重量制限をオーバーしていたら、それに収まるように少しずつ詰めたものを減らす。
それだけです。
家の体重計に載せて計ってる。
衣類をこれだけハードケース内に詰めると、預けるほどの荷物はほとんどなくなります。
この衣類が詰まったサーフボーケースとリュック1つでサーフトリップに行けます。
長期で海外に行く場合は大きいスーツケースが欲しくなるけど、1週間ぐらいならリュック1つ。
それか機内に持ち込めるサイズの小さいスーツケース。
スーツケース+サーフボードってかなーーーり重くて、空港内を歩くのも一苦労。
周りの人にぶつからないように邪魔にならないように気を付けてくださいネ。
カートを使うのも手ですが、スイスイ動けないので、重くてもいつも私は自力で持っています。
ロングボードはカートを使った方が安全そうです。
ただでさえかなり重いですよね!!!
空港までの交通手段は、車がベスト
オススメ順に…
- 自家用車
- バス
- 電車
車
何より便利なのは自家用車。
自分の車で行く場合は、空港での駐車料金がかかること以外はデメリットなし。
誰かに送ってもらえれば一番いいですね。
バス
空港までのバスがあるのなら、便利です。
私はひとりで行くことも多いので、時間が合えばバスが第一選択です!
預けられるサイズが決まっていたり、繁忙期はバスのトランクルームにスペースがないこともあるので、バス会社に事前に確認しましょう。
電車・新幹線
新幹線や電車の利用をしたことがありますが、恐縮な気持ちになります。
仕方なく電車を利用しなくてはいけない場合は、ラッシュの時間など人が多い時間帯は避けましょう。
大きなサーフボードを持っての移動は自分に負担がかかるだけではなく、周りの人に迷惑がかかってしまいます。
人が少ないとしても、サーフボードを置くスペースを確保するのが大変です。
狭い電車のスペースではサーフボードを破損する恐れもあります。
ショートボードは電車、バスでも移動することができますが、ロングボードの方は見たことがないなぁ…。公共交通機関を利用する場合は周りの配慮を忘れずに★
LCCはあまりオススメしない
LCCはサーフボードチャージがとられたり、荷物の重さによってどんどん追加料金がとられていくので、「結局は安くない」となることが多くあまり好きではありません。
荷物の重さ以外にも発券手数料、座席料金などかかって、最終的な値段は売り出し表示価格+5000円以上となってしまった経験が多い。
それだけ払ったらLCCじゃなく、大手のANAやJALなどと同じくらいの価格になるので、そちらを利用します。
まとめ
大事なマイボードを持っての旅行が想像できたでしょうか?
何度も旅行していても、サーフボードが無傷で目的地まで届くのか毎度ハラハラします。
どれだけきちんと梱包していたとしても、国際線では乱暴に扱われてしまうこともあるので…運ですね。雑に扱われてしまったとき用に、現地で破損してしまいすぐに修理はできないけどサーフィンしたい時のために、リペアテープを持って行くと便利です。
せっかくのサーフトリップなのでお気に入りのボードを持って行きたいところですが、私は破損してもいいように、海外には2番目に大事にしている板を持って行くこともあります。
それでは、安全な楽しいサーフトリップを★