2017年3月に、当時の職場の同期と2人で
メキシコとキューバを旅した時の記録です。
当時28歳。

メキシコ・キューバは、
事前に宿や飛行機を個人手配しました。
※ レートはすべて当時のものです。
※ 2021年から二重通貨制度は廃止され、CUPに一本化されました。
※ 明らかに綺麗な写真は友達の撮影です。
バラデロ…ではないけれど、美しいビーチへ
キューバに来たらバラデロに行ってみたかった。
でも、使おうとしていたビアスールのバスが
満席で断念。



帰国してから、ハバナ発の日帰りツアーもあったと知る…
ハバナから車で15分ほどの
プラヤ・バクラナオへ。
日本人男子2人と4人でタクシーを
シェアして出発。
帰りは3時間後にお迎えに来てもらう約束。
タクシー代 35CUC(当時約4000円未満)
リッチな年下男子2人がほとんど出してくれた。
ありがたやー
ビーチに来た~~~~!






イスラ・ムヘーレスとはまた違う青さ。
綺麗な海は、どこに行っても癒される。
ようやく、荷物の中で一番重たかった
マイシュノーケルマスク&フィンが登場。
日本からわざわざ持ってきた、
マイ・シュノーケルマスクとフィン。
この旅で使ったのは、結局この一度きりだった。
で、肝心の魚は見えなかった。
人はまばらなのに、お酒と葉巻を売りに来る。
吸えないし、飲めないんだけど…
それも含めてキューバの
雰囲気をたっぷり味わえた。
キューバ最終日もひたすら散策
3日目、ハバナ最後の日。
旧市街をふらふらと歩く。
チョコレート博物館では、
チョコラテを飲んで一休み。
私が社会主義について真剣に語っていた横で、



ナッツが詰まるー
いや今それ!?でも、そんなとこが最高にかわいい友人。
かわいらしいチョコレートが
たくさん並んでいたけど、
お土産にも良さそうだったけど、
溶けたら悲しいので断念。






チュロスも試してみた。
日本のより油っぽくて、そして甘い!
ココナッツに入った高級アイスも食べたけど、
正直あまり美味しくはなかった。でも行列。
私がキューバでやりたかったこと
「CUPを使ってみること」
それが、この日の最大のイベント。



当時のキューバには、観光客向けの兌換ペソCUCと
国民向けの人民ペソCUPの2通貨が共存していた。
この制度を体験したくて、事前に調べていた。
ローカルな食堂で、
キューバの日常を垣間見たかった。
チャリタクシーのお兄さんに
紹介してもらったお店へ。
もちろん英語は通じない。
兄さんもスペイン語オンリー。
頼んだ料理は、
魚のトマト煮+大きな豆のスープ。
2人でシェアして、125CUP(当時600円弱)


実は注文ミスで、
本当は、いろいろななおかずがのった
ワンプレートを食べたかった。
そのワンプレートは75CUP(約350円)
観光客向けのお店なら、
CUCで1000円以上はしそう。
キューバの物価は、とても高い。
1CUC=約112円
夜ごはんを食べれば、1人1500円ぐらいかかる。
もちろんクオリティも違うんだけど...
ヘミングウェイが通った、
観光客向けレストトラン↓






守られている暮らしと、観光の間
国民向けの店は、CUCの世界とは別物。
食べ物の種類も少なく、質素だった。
私たちが食べた125CUP=5CUCでは
パンに質素な具を挟んだ軽食を
1つしか買えない。




同じ金額でも、得られる体験は全く違う。
これは、国を守るための制度だったんだと思う。
私たちは観光客。
でも、ほんのすこし、
暮らしを見せてもらえた気がした。
カンクンで見た海も、
キューバで見た海も
どちらも日本では見たことのない色。
透明度なら日本の沖縄かもしれないけど、
青の深さや、光の具合がまったく違う。
二重通貨が廃止される前に、訪れることができてよかった。
観光客向けのお店では不自由しなかったけれど、国民が利用するお店は質素な印象だった。
私が見たのはハバナだけ。
もっとローカルな暮らしを覗いていたら、また違った感想になったかもしれない。
現地の人と交流できなかったのは、ちょっと残念。スペイン語だけでは、深くやり取りできるほどの力はない。


なんだかんだで頼りになる「地球の歩き方」
このメキシコ・キューバ旅行までにこれを1周しました
この旅行のために、3ヶ月間だけど、
スペイン語を独学して行きました。
ほんとに少ししか話せなかったけど、
それでもすごく役に立ちました。