2020年1月に2泊3日で当時関わっていた仕事の関係で中国、深圳へ行って来ました。
表示価格は当時のものです。
隣は香港、その前の週に上海へ行き楽しい思いをしてきたばかり。
中国のシリコンバレーに期待値が上がっていたのですが…

いきさつ
仕事はおもに製造業。
私は前任の方の引継ぎで簡単な事務仕事をお手伝いしはじめたばかりでなにも理解していない。
理解しないままこのお手伝いはすぐに終わった。
今回はその理解を深めるため。
現地では中国人や日本人の方々がサポートしてくれるので私は計画通りに動くだけ。
航空会社は春秋航空(LCC)を利用。
初日の夜22時過ぎに日本を出発し、深圳に到着したのは翌日の朝方で、ホテルには4時頃着。
3日目の夜中3時にはホテルを出る。
滞在時間は実質、睡眠時間3時間でフルに行動した到着日のみ。
持ち帰るのは違法でしょ
まず最初に向かったのは商業城というところ。
到着した時間は10時過ぎ、どこもシャッター街。
オープンすると出現したのは偽物市場。
「欲しいものがあれば遠慮せず自分の時間を使っていいよ」と言われていたけど、ひとっつもない。
スーパーコピーが有名な場所らしい。
歩いていると、ハイブランドのスーパーコピー商品の客引きが何度も声をかけてくる。
コピー商品にもハイブランドにもあまり興味がないのでスルー。
上海でホンモノを見てるだけに余計、見たくもなく興味はない。




ここは地下鉄の駅と直結していて、そこで人と会う約束をしていたので来てみた、見せたかったらしい。
会う約束をしていた人とは地下鉄の駅の近くの喫茶店でご挨拶をして、お茶をしておわり。
クオリティがちがう
ランチはまた商業城に戻り、4階のレストランへ。
食べる前に食器を熱湯消毒する儀式を初めて実行。
食器を熱いお茶のようなもので洗って左上にあるボウルにお茶を捨てる。
上海では一度もやらなかったよ。
なんだか衛生面が不安になる。

私のリクエストで点心ばかり。

うーん。
先週の美味しいものを食べ尽くした上海と比べたらダメだけどさ。
感動はない。

中国茶文化とタバコ
2カ所の工場見学へ。
中国ではどこにでも、このお茶のテーブルがあるらしい。


上海で飲茶を食べに行った時、ポットに自動でお湯が追加されて驚いたけど、このお茶のテーブルもお湯が自動で追加される仕組みだった。
中国マフィアみたいな顔つきの工場の社長さんが、お茶を淹れてくれて慣れた手さばきがかっこよかった。中国の社長さんの基本スキル、マナーなのかな。
タバコも配られたけどお断りした。
きっとこれは中国では大事なコミュニケーションの一つなんだろう。
上海ではあまりタバコの煙は気にならなかったけど、深圳では建物の外に出るとタバコのにおいがするし、飲食店にも灰皿が置いてある。
比べたらダメなんだって
夜はホテルの近くにある日本食レストランへ。
上海で食べた牛肉が美味しかっただけに期待して牛肉の握りをオーダー。

マヨネーズで台無しにしてくれたな。
大好物の牛タンもオーダーしたけど独特な牛臭さがある。
ここで食べ慣れていれば気にならないんだろうけど。
サイコロステーキをオーダーしたら酢豚の豚がカットステーキになったものが出来てきた。
上海が恵まれていたなぁとつくづく。
今回は遊びじゃないからね、仕方ない。
唯一美味しかったのは夕食のあと、また別の人に会うために行った喫茶店で飲んだもの。
杏仁豆腐味のホットドリンク。


中国で杏仁豆腐は諦めていたけど出会えて良かった。
メニューの一番上のやつ。
帰国
喫茶店のあとホテルに戻り、お風呂に入って休憩。
日付が変わり夜中の3時にタクシーがお迎えに来てくれて深圳空港に向かう。
早朝なのにスタバがオープンしている。
私はスターバックスラテにはちみつを入れるのが好き。
日本ではセルフコーナーにあってそれが普通だと思ってたけど(コロナ禍以降、クルーが入れてくれる)ニュージーランドにもここ、中国にもなかった。(これ以降も海外ではちみつ対応してくれるところは少ない)
スタッフに聞いてみても砂糖しかないよ!と。
その後、ラテを持って向かいにあるプライオリティパスで入場できるラウンジへ行ってみる。


飲み物、食べ物はいろいろとあるけどラテを持ち込んだ私はとくに欲しいものなし。
搭乗時刻までの1時間弱、ただ静かな空間で、ちょっとだけふかふかの椅子でゆっくり過ごせてよかった。
帰りも春秋航空、乗りたくない。
カチカチの狭い椅子。
行きは3か所あるトイレが全て機能していたけど、帰りは2か所しか機能していない。
この深圳への往復は旅行気分じゃないせいかただただ辛い。
片道4時間のフライト。
ラウンジでペットボトルのお水を貰ってくれば良かった。

上海にはまた行きたいけど深圳はもういいかな。
寝不足の中、決められた通りに動いたのみで楽しさを見出せなかった。
また行くことがあれば、(すすんでは行きたくない)楽しい発見をしたい。
