
過去に学生ビザ落ちした私が、無事2度、アメリカ本土に入国できた話。



女性ひとりでアメリカ入国、
最近は別室送りや入国拒否も
あるらしい
そんな噂にヒヤヒヤしながら、
私はロサンゼルスの空港に降り立ちました。
アメリカは、学生ビザが通らなかった
過去があり、避けていた国のひとつ。
ESTAも使えなくなってしまった私には、
ハードルが高く思えていた場所でした。
でも、2024年に思い切って再挑戦。
2024年 6月中旬から約1ヶ月
11月下旬に1週間 LAに滞在
どちらも無事に入国。
今回はその過程と準備について、
できるだけリアルに書いてみようと思います。


私のアメリカ渡航事情
2018年にハワイに行って以来、
アメリカ本土には初上陸。
いずれの滞在も「観光と知人訪問」が目的です。
※ 私はESTAが使えないため、
B2(観光)ビザを取得しての渡航でした。


入国時に持参したもの
学生ビザが落ちていた過去もあるし、
何があっても堂々としていられるよう、
書類をしっかり準備しました。
ビザ申請時に揃えた書類たちは、一部有効期限が切れていたけれど、気にせず全部持参。
ポイントは
- 「不法就労しない」
- 「お金はある」
- 「ちゃんと帰国する」
ということを証明できる材料を揃えておくこと。



備えあれば、なんとかなる!
私が実際に持って行ったもの
- 帰国便のチケット(印刷)
- 滞在先の住所・連絡先(英語)を紙に記載
知人宅、ホテルなど。
予約確認書も印刷しておくと安心。 - 旅行のスケジュール(日程表)を紙で用意
- 知人との写真数枚
サーフィンが目的の一つだったため、自分の趣味が伝わる写真(サーフィン)も。 - 在職証明書(原本と英訳)
職場に頼めば書いてくれるはず。
英訳はアプリでもOK。 - 残高証明書(原本と英訳、できればドル表記)
数日かかるので早めに準備。
手数料はかかりますが、信用を得るには◎
これらは2回とも持って行きました。
2回目は更新せずそのまま。



準備していたからこそ
焦らずにすんだ。
入国審査で聞かれたこと
1回目の入国
アジア系の審査官で、終始スムーズ。
すべて英語でのやり取り。
質問されたこと
- 目的は?
- 滞在日数は?
- その知人とはどうやって知り合った?
- お金はどうやって用意した?
答えたこと
「観光とサーフィンで来ました」
「○月○日から約1ヶ月。○日に帰ります」
「○年前に旅行中に知り合った友人です」
「普段は仕事をしていて、そのために貯金しています」
2回目の入国
白人の審査官。
日本が好きらしく、日本語も少し交えつつの
質問。でもやや細かくて焦った。
雰囲気は穏やかだけど、油断はできなかった。
質問されたこと
- 今回の目的は?
- 滞在日数は?
- 日本円はいくら持参してきた?
- 職業と仕事内容は?
- なぜいろんな国を旅しているのか?
- その費用はどうやって?
- その知人とはどうやって知り合った?
- 帰りのチケットはある?
- 滞在先はどこ?
答えたこと
「6月に会った知人の家族にサンクスギビングに
来るよう言われて来ました」
「滞在は1週間。これ以上は仕事が休めません」
「現金は1万円ほど。クレジットカードが2枚あります(提示は求められず)」
「訪問看護の仕事をしています。利用者さんの家に行って看護をしています」
「旅行が趣味で、文化や食べ物が好き。サーフィンも少し」
「旅費は日常生活で節約して、旅行のために働いています」
「知人とは○年前に○○で会って、それ以来交流があります」
「帰りのチケットはこれです(スマホ画面提示)」
「滞在先はこちらです(スマホ画面提示)」
写真見せる?カード見せる?と提案しても
「ノー」で終わりました。
あくまで補足材料です。
まとめと補足
これが「模範解答」ではないし、
審査官によっても違うと思います。
「自分は何者か」「なぜここに来たか」「帰る意思があるか」を、英語で伝えることが大事。
女性ひとりの渡航、特に私のようにビザ却下歴があると、不安はつきもの。
でも、備えておけば、落ち着いていられます。



物価の話もちょっとだけ
滞在中は円安の影響を痛感。
2024年6~7月の円安ピーク:1 USD ≈ 161.6 JPY
くら寿司一皿約600円、
ラスベガスで食べたクレープは一枚4000円。驚

