2017年10月、
女ふたりで10日間インドを旅した時の記録です。
当時28歳。
ビザも飛行機も宿も自分たちで手配。
価格やレートはすべて当時のものです。

インドに行きたい理由
(2015年7月の日記より抜粋)
私が海外に興味を持つきっかけとなった国、
それがインド。
とにかくカラフルで、活気にあふれていて。
看護師を志すきっかけにもなった国。
2回ほど渡航計画を立てたものの、
テロなどの影響でキャンセル。
前の職場の飲み会で、インド・ネパール旅行をした尊敬する医師から旅の話を聞いて、 興味がさらに高まった。
怖さもあるけれど、やっぱり魅力的な国。

2冊とも頂き物。地球の歩き方はところどころ貴重な情報のメモ入り。
読めば読むほど、知れば知るほど、
不思議と惹かれる場所。
いつか2〜3ヶ月、仕事を辞めて
じっくり訪れたいと思っていた憧れの国——
ついに、そのインドへ!
念願のインドへ
ずーーーーっと行きたかったインド。
やっと来ることができた。
インドに行った人からは
ポジティブな話をあまり聞かなかったり、
「世界一周したけどインドは避けた」なんて
声もあったりで、 いろんな覚悟をしながらも、
楽しみしかない。

成田からANAの直行便でデリーへ。
深夜着だったため、事前にホテルに送迎をお願いしておいた。
翌日しかアーグラ(タージマハル)に行く時間がなかったのに、 日本にいる段階では電車の予約をせず。
ホテルのツアーデスクもすでに閉まっていて、
とりあえず翌朝行ってみることに。
朝、デスクに行って、アーグラ行きの電車はすでに出発していることを知る。
そもそも間に合わせるつもりのない起床時間だったので…仕方なし。
観光タクシーをチャーターして行くことに。
2人で1100ルピー(約17,000円)
割高だけど背に腹は代えられず。
美しいタージマハル
デリーから3時間ちょっとかけてアーグラへ。
そして、ついにタージマハル

もう本当に…美しい。豪華で繊細で壮麗で。
細部に至るまで装飾が見事で、
ずっと見ていられる。
入場料 10000ルピー(2000円弱)
観光客価格なので高い。
日本人どころか、アジア系旅行者は見かけなかった。 インド人観光客がほとんど。
そして、タクシー運転手が勝手に手配したガイドがいきなり登場。 「無料」と言っていたけど、結局チップを求められる。あるある。
他にもたくさんいたカメラマンたちはスルーしたのに。
けれど、ガイドが私たちのカメラでたくさん良い写真を撮ってくれたので、 2人で1000ルピーを渡す。
高いけど、納得の金額。
この後はアーグラー城やスィカンドラーに行く予定だったけど、暑さとタージマハルの満足度が高すぎて、観光はキャンセル。
買い物に行くことにした。
服を全然持ってこなかったから欲しかったの。
また3時間ちょっとかけてデリーに戻り
この日は就寝。
デリー周辺を観光
次の日はデリー散策。
デリーの大気汚染のひどさに驚き、
この日もタクシーチャーターして散策。
ジャマーマスジド
このモスクから見渡す街並みは
THEインドでした。
大気汚染の下に喧騒の街。

ラールキラーやその他の観光名所は
タクシーの車窓から。
ラージガート
私の目的地。
マハトマ・ガンジーが火葬された場所。
あの大気汚染はどこに?というぐらい空気が澄んでいてこの中だけはとっても綺麗な場所。



インド門と官庁街

インド人観光客と商売の人で賑やか。
門から官庁街までの道は、
有名なインド映画「3idiots きっと、うまくいく」に出てくる場面があって密かに大興奮。
チャイ天国

茶葉を買いたくて、
連れてきてもらったお茶のお店。
ここで飲んだチャイが一番美味しかった。

旅の目的のひとつは大好きなチャイを飲みまくる
きちんとした包装の高級土産店でお値段も観光価格。 でも、満足。
この2日間とにかく人、人、人、
そして大気汚染。
一緒に来た友達はすでに撃沈。
この時点で「もうカレー食べたくない!」って言っている。
私は辛いの食べれないから「辛くしないで!」ってオーダーしてどれも美味しく食べれてます。






楽しいです。
宿泊したホテルはバックパッカー宿よりは高めだけど、社会人旅行には程よい価格帯。
でも、お湯が出ない。スタッフに言っても見に来るだけで、改善なし。10日間のうち、お湯が出たのはたった1か所だけ。
電車移動を想定して駅近にしたけど、結局はタクシー移動。タクシー運転手とは、今思うとぼったくられてたと思う。
お店からコミッションをもらっているから「ホテルに買い物袋を見せるな」と言われたり、 料金の一部返金を約束されていたのに無かったり。
でも、当時はインドの空気に呑まれていたのか、なんとなく納得してしまっていた。
今だったら…絶対に抗議してる。笑
観光客向け価格のお店だったけど、
初めての買い物は楽しかったし、
お友達とお揃いの服で写真も撮れたので、
良い思い出◎
ちなみにその友達、序盤から完全にインドにやられてました。 目的はインドの小物やテキスタイルだったけど、早くも「もうカレー無理!」宣言していた。


なんだかんだ役に立つ地球の歩き方

