海外での【お買い物】交渉術

旅初心者も、経験者も。
気持ちのいい「買い物旅」のすすめ

なーにゃ

これまで約20カ国以上を
旅してきました。
ひとりでバックパッカーをしたこともあれば、友人と計画を立ててのんびり巡ったことも。
旅のスタイルは、そのときどきの生活や気分に合わせて、少しずつ変わってきました。

旅先では、つい物欲が刺激されます。
日本ではなかなか見かけない色や柄、
文化が感じられるもの、
ユニークなデザインたち。

どこにどれくらいお金をかけるかは
永遠のテーマですが、少し工夫すればより
納得のいくお買い物ができるかもしれません。

今回は、旅先での【お買い物交渉術】について
実際の経験をもとにまとめてみました。

目次

相場をしることから始めよう

まずは、旅先で欲しいものの相場を
事前に調べておきます。

旅に出る前、ネットやガイドブックで
「欲しいものの価格帯」をなんとなく
調べておくのがおすすめです。

現地に着いたら、時間が許す限り
いくつかのお店をまわってみるのが理想です。
エリアによって価格差があることもありますし、
値段や質のバランス感覚も養われます。

ひと目ぼれして即決したくなる気持ちを、
少しだけ抑えて。

いくつかのお店を比べてみるのも、
後悔しないための大事なひと工夫です

お店の選び方

値段交渉中の場面

都市部のお土産屋さんは、品揃えが豊富で
質もしっかりしていることが多い。
そのぶん価格もやや観光客向けになっています。

一方、地方の小さな個人商店や露店には、
手頃な価格でローカルな品が揃っていますが、
サイズや色、縫製の質にはバラつきがあります。

なーにゃ

まずは下見に行ってみよう

まずは中心地で下見をして、
値段や質の相場感を掴む。
その後、小さなローカル店で
じっくり選ぶようにしています。

お土産以外にも、地元の人が通うスーパーや
商店に入ってみるのもおすすめ。

特に食品や日用品はスーパーで
よく買っています。

また、民族衣装が日常着になっているような
国では、ローカルな商店にこそ
面白い発見があります。



特に食品や日用品を買いたいときは、
スーパーが頼りになります。
また、民族衣装が日常着になっているような
場所では、地元の商店にこそ
思わぬお宝が眠っていたりするものです。

日本円でいくら?を常に意識

通貨が違うと、金銭感覚が狂いがち。

ともだち

この金額って高いの?
安いの?

と悩むことは旅ではよくあります。

私は、通貨換算アプリを常にスマホに入れておいて、値段を見るたびに「日本円でいくら?」を
確認しています。

おすすめアプリ

【両替電卓】
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コッチが好きだった⇓
【通貨換算プラス】
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スマホを使っているときは、
スリや置き引きに注意。
店内でもスマホは手放さないようにして、
バッグにしっかり戻すことを習慣に。

値段交渉、どうしてる?

国や地域によっては、価格交渉が
ごく自然に行われているところもあります。

特に露店や民芸品店では、少しの会話や駆け引きが日常のひとコマだったりします。

まとめ買いをすると安くなることも多いし、
交渉に応じてくれることも少なくありません。

あくまでお店の人への敬意を忘れずに。
その上で、納得のいく価格でお買い物できたら、
より満足度も高まります。

実際のちょっとしたコツを紹介すると…

  • 買うと決めたら、
    店頭でしっかり交渉します。
  • 高級そうなお店では、
    まれに交渉できることもあるけれど、
    できたらラッキーくらいの心構えで。

まずは希望価格よりだいぶ安めを提示

ほとんどの場合、苦笑いか「それは無理だよ!」と冗談ぽく返されるけど、
このやりとりで雰囲気が和らぐこともあります。

次は、本当に買いたい価格より
少し低めの金額を提示


「他のお店ではこのくらいだった」と
伝えてみると、少しだけ下げてくれることも。

「質」のチェックも忘れずに

同じように見えるバッグやポーチでも、ファスナーの滑りや内布の質感が異なることがあります。
ストールや衣類も、「カシミヤ100%」などと
書いてあっても実際は混紡だったりするので、
触って判断するのが確実です。

ここで、高級なお店で実物を触っておいた経験
役立つこともあります。

ときには「帰るふり」も有効

値段交渉が平行線になったときは、

なーにゃ

他を探します
ありがとう

と言ってドアの方へ。

この「帰るふり」で、最後の
値下げをしてくれることもあります。

ただし、相手が不機嫌になってしまったら、
それ以上の交渉は避けて撤退します。

商品に誇りを持っているお店の人も多いので、
リスペクトの気持ちを持って
礼儀を忘れずに交渉するようにしています。

納得して買うことがいちばん大事

相場調査をすれば、ある程度の目安がつきます。

でも「これだ!」と感じたときは

なーにゃ

この先もっと安く見つかっても後悔しない!

と決めて買うこともあります。

ただし…ほとんどのお土産は、
意外と他のお店にも売っているもの。
焦って買って後悔した経験もあります...

お買い物にかけられる時間や
体力は限られているので、
自分が「納得して」買えることが
一番大事だと思っています。

私は、荷物を軽くしたいときは
買い物を旅の終盤にまわします。

それまでに、自然と相場感が
身についていることが多いから。

逆に、お土産のことを早く終わらせたいときは
最初にスーパーでまとめて買って、
あとは観光に集中することもあります。

最後に

私(旅行者)にしてみれば
楽しい旅のひとコマでも、
現地の人にとっては暮らしを支える
大切な生業であることも多いです。

「観光地でお金を使うことが直接的な貢献か」と
言われると…断言はできないけれど、
自分の買い物が、少しでも誰かの生活に
良い循環を生むとしたら嬉しい。

そのうえで、自分が納得して
気持ちよく持ち帰れるものを選べたら、
それがいちばん心に残る買い物に
なるのかもしれません。

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この記事を書いた人

美味しいものを食べること、いろんな土地に行ってその文化に触れること、そしてサーフィンが好きです。

これまで20ヵ国以上を旅し、各地の文化や風景からインスピレーションを受けてきました。その経験を活かし、現在は旅先で出会ったカワイイものたちを紹介するセレクトショップをオープンしています。

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