2019年1月~2月(当時31歳)にインド・ブータン・ネパールを一人旅した時の日記です。インド・ネパールビザは自分で手配、ブータンは旅行会社を通してしか行けないので、旅行会社にお願いしました。
インドの宿はその都度移動しながらBooking.comとりました。
※ 価格やレートは当時のものです。
2017年インドは♯1~7、今回はインド♯8からがスタートです。
南インドでスペイン語を浴びる
昨日の夕食は私が海水浴をしたビーチが簡易的な野外レストランにかわっていて、そこに行った。
それしか選択肢がなかった。
私の宿のオーナーは身内の家にもう1つ客室を持っているみたいで、そこに滞在していたスペイン人親子がレストランにいた。
このレストランも宿のオーナーのもので未完成。
これからもっとちゃんとしたレストランになるらしい。
朝8時にリキシャが宿にお迎えに来てくれて、同じ宿のアルゼンチンからの女性と、昨夕の夕食時に仲良くなったスペイン人親子とカヌーツアーへ行く。
スペイン人の息子さん(私と同世代)しか英語が話せず、今日は一日中スペイン語を浴びる。
この前のスペイン旅行で、あ!ちょっと話せるようになったかも♪と、思ったのは幻想だったみたいで全然会話についていけない。
でも優しい息子さんが時々英語で解説してくれた。
リキシャ乗り合い:宿→船乗り場 往復 400ルピーで一人100ルピー(約180円)
カヌーツアー:朝昼食付 1000ルピー(1800円)
カヌー乗り場までは約40分、船で移動する。
学校まで1時間かけて通っている小学生たちと話ながらあっという間に着いた。
ケララの小学生は英語とヒンディー語とケララ語の授業があって、教科書はほとんど英語。授業はヒンディーと英語で行われるのが半々ぐらいだそう。
すごいなー、インドの現地の言葉を含めたらトリリンガル。
数字の教科書を見せてもらったけどとても難しかった。
スペイン人の息子さんは教師で、真剣に子どもたちの教科書を読んでいた。
カヌーでバックウォータークルーズ
フェリーを降りて朝御飯タイム。
写真をとり忘れたけど、家庭料理でとっても美味しかった。
その後カヌーに乗り換え、ついに出発!
カヌーだから細いところにも入っていけて水辺で生活している人たちの様子がすぐ近くで見ることができる。
みんなバスタイムや洗濯の途中でも手を止めて笑顔で手を振ってくれるし、カメラを向けても嫌な顔しない。
一面水草だらけの中を通っていったり…南国感満載のカヌークルーズ!
途中お昼頃に一度、陸に上がりスナックや水分補給に休憩。
お昼ご飯は14:30頃。朝ご飯を食べたところに戻りまたケララの家庭料理を食べる。
一番左上はこの川で捕れた魚。どれも美味しくておかわりをする。
魚とマンゴーピクルス以外は辛くない。ケララ料理最高だ。
私が昼食を食べすぎたせいで船が傾いていると、アルゼンチンのおねえさまにつっこまれた。
昼食後はまた少しカヌーで移動してこの田んぼ道を歩き、船に乗り換えて、15分ほどでリキシャが待つ地点へ。
とっても充実した1日だった。このカヌーツアー 1000ルピーって安すぎると思う!
カヌーじゃなくて、もっと大きなハウスボードでのツアーもあるけど私は小さな水路に入っていけた、このカヌーツアーに参加して良かった。
1日中、カヌーを漕いでくれたお兄さんの体力すごすぎる。ありがとう。
原始的な船の出航
ツアーから帰ってきたあとは、また一人で歩いて15分の海水浴をしたビーチへ。
ビーチは続いているようなのでもっと先まで行ってみる。
キレイな宿がいくつかあった。閑散期なのか?観光客はいないし、閉まっていた。途中で原始的な方法で出航しようとしている船を見つけ、そこで出航を見届けながら過ごした。
船の下にたくさんの丸太を並べて、それを少しずつ1本1本人の手で船の前に置くことを繰り返していた。
船を押す人、丸太を動かす人で忙しい。
船が出航したあとは、笑顔で汗だくの男たちがビーチから帰っていった。魚を獲るための船らしい。
もうすぐ日が暮れるけど、大丈夫なのかな。船はいつ帰ってくるのだろう。
アレッピーでの思いではこれでおしまい。
短かったけど、バックウォータークルーズに行けて大満足だった。このカヌーツアーに行くために、この宿に滞在した。原始的な船の行方は謎のまま。
身近な人に見せたい感動の景色がいっぱいのインド。
家族にも、友達にもインドでの感動や景色の素晴らしさを伝え続けているけどインドの強烈なイメージが強すぎて、なかなか「インドに行ってみよう」という気にはなってもらえない^^