Alappuzha、南の人はいい人たち？　インド♯25

2024-04-092024-09-08

なーにゃ

2019年1月～2月（当時31歳）にインド・ブータン・ネパールを一人旅した時の日記です。インド・ネパールビザは自分で手配、ブータンは旅行会社を通してしか行けないので、旅行会社にお願いしました。

インドの宿はその都度移動しながらBooking.comでとりました。
※　価格・レートは当時のものです。

2017年インドは♯1～7、今回はインド♯8からがスタートです。

オンボロのバスで移動

昨日は21時過ぎには就寝したので朝6時頃目が覚める。ここのチェックアウトは11時。
コチにいてもすることはないし、きっとバスはエアコンがなくて日中の移動は暑いだろうから早めに出ることにする。

7時過ぎにチェックアウトしたけど朝食込みだったらしく、荷物を持ったまま朝食会場へ促される。
シンプルなトーストやカレーをビュッフェ形式で選べる。

朝は軽くしたかったのでカレーとゆで卵とライチジュースとチャイ。
カレーは辛くて食べれないだろうな…と思って少な目にしたけど、ここはケララ！
マイルドで美味しくておかわりしてしまい、軽く済ませれなかった。
さらさらのカレーでスープ感覚。

宿からバススタンドまでリキシャ 25ルピー

インドに来て、初めてメーターを使ってくれたリキシャマン、ありがとう。

バス：コチ→アレッピ―(Alappuzha)　58ルピー　約105円

予想通りのオンボロバスで2時間。
窓がないので風が気持ちよかったけど、太陽が高く昇り始めるとやっぱり暑いので早く出て正解だった。

途中、象を荷台に載せて運んでいた。
頭の中でドナドナが流れる。

日本で象を移動させるだなんて大掛かりなことになりそう。
もっと近くで見たかったけど、像を載せた車はゆっくり走るわけでもなく、普通の車のスピードでいなくなった。

アレッピ―のバススタンドまではいかず、宿の近くであろう場所(随時GoogleMapで位置を確認)でバスが停まったので、ついでに私も降りてリキシャを捕まえる。

リキシャマンとの交渉、疲れる

その辺にいたリキシャに声をかけると「ケララは1キロ25ルピーだ！」と言われる。
ここから宿までは2.2キロ。

2~3人のリキシャと交渉しても60~80ルピーと高い！
リキシャスタンドに行けと促されたけど、私が交渉したドライバーが先回りをしてリキシャスタンドに行ったので、「その値段以外は受け付けるな！」とみんなでタッグを組んでいると想定し、リキシャスタンドとは逆方向に歩いて、50ルピーでいってくれる人を探していたら、なんと40ルピーで行ってくれるというおじいさんを発見。

その後少し走ると、私が交渉したリキシャドライバーたちに停められ、おじいさん色々と文句を言われている様子。他のリキシャドライバーのせいで、なかなか出発できないので「Goooooo！！！！(｀Δ´)」と何度か言ってようやく解放され、出発する。

たいていどこの町でもおじいさんドライバーって宿の名前を伝えると、分かったふりをする。
実際はわかっていないことも多くて、英語通じないし、GoogleMapを見せても理解してくれない。
…なのに、なぜその値段で引き受けた？と思うことが多々ある。

今回もそれ覚悟の40ルピーでGoogleMapを片手に私が道案内。
リキシャでは通れなさそうな道に出たので残りの2分は歩くことにした。
交渉通りここまでの40ルピーをお支払い。

後に宿の人に聞いたら40ルピーが相場だと。高くもなく、安くもない。南の人は良い人柄と聞いてたけど観光客を見つけたらリキシャマンはカモにしたがるのね…。

宿までは砂浜のような砂の道を歩く。
ここへスーツケースで来ていたら大変かも…。

宿なんて無さそうな道を歩き、着いた本日の寝床。

宿：Marai Garden Residence　764.15ルピー/泊　約1390円

Booking.comで評価が良かったのと、日本人の方のレビュー内容に惹かれて決めた。
ここに2泊する。（調べたけど2024年時点、もうないみたい）

昼食になかなかありつけない

近くにビーチがあるのでまずは散歩。

ビーチまでは宿から歩いて15分ぐらい。
誰もいない貸しきりビーチ。パラソルや椅子はフリーで使える。
1人で海水浴をしてみるけど軽食屋さんからの視線がいたすぎて、すぐに出た。
なんか…楽しめないんですけど！

ビーチの周りにレストランがあるかなーなんて期待したけど、ない。
ジュースや軽食しかなくて、それをしきりに勧めてくるんだけど、チキンやチーズのサンドイッチを注文すると、「ない！」と言われる。

インドあるある。オムレツしかないんだと。
もっと重いものを欲している私が食べたいものはないので「いらない」と、伝えたら軽食屋のにいさんが「2キロ先にレストランがあるからバイクで連れてくよ！」と言ってくれた。
もちろんノーチャージ！

そして着いたローカルレストラン。

ミールス　60ルピー(50ルピーって言ってたのになぜか値上がりした)　約109円

辛いの食べれないと伝えたからバリエーション少な目。
ケララだからマイルドなカレーかな？と思ったけど、味見をさせてもらったら辛かった。
残したら申し訳ないので、少な目…。隣のおじさんは私とは違うカレーが盛られていた。

写真にはない、マンゴーのピクルスが辛かったけど、すごく美味しかった。
やっぱりどう考えても空腹は満たされないので、魚のサンバルをおかわりして、それをおかずにライスを食べた。昨日ビリヤーニに入っていた硬い魚はなんだったのか？と、思うほど美味しい魚のフライ。

帰りはリキシャを捕まえなきゃかなぁーと思っていたら、バイクのにいさん、私が食べ終わるのを待っててくれて、ビーチまで送ってくれた。お礼に、にいさんがずっと勧めてきたミックスジュースを注文してビーチで飲んだ。

明日は、メインのバックウォータークルーズへ出かける。
ここでも、それしかすることはない。

コチから南インドに来て、それまではわりと街中や観光地にいたということを実感した。コチが閑散としていたけど、ここも閑散としていて、気軽に行けるカフェやレストランが見当たらない。私の行動範囲が狭かったのか？リキシャで出かければ、カフェやレストランがあったのかもしれないけど、少なくとも徒歩圏内には何にもなくて、喉が乾いたら宿でレモネードを注文していた。

宿はホームステイの様だった。同じ建物内に家族が住んでいて、小さな子どもの鳴き声がよく聞こえた。客室は私の部屋と、もう1室しかない。こんな宿もあるのか！と面白い経験をした、田舎のインド。